企業に求められるCO2削減

企業様が抱えるCO2削減問題を解決

国が実施している改正省エネ法や、2010年施行の東京都による改正環境確保条例などを見ていくと、企業様にとって現在CO2削減は大きな課題であると言えます。特に改正環境確保条例においてはCO2の削減が義務となっているため、目標値のクリアは必須。達成できない場合には、さらなる削減義務が課せられる他、50万円の罰金や違反事実の公表といった厳しい罰則が設けられています。

こうした背景から、節電はもとより節水によってCO2の削減を行おうと考える企業様も近年増加傾向にあります。蛇口のコンサルタント「水都環境」はこうしたご要望にお応えすべく、専門家ならではの知識とノウハウでサポートを続けてまいりました。このページでは「節水によって実現するCO2削減」について、事例などを交えながらご紹介いたします。

節水で実現するCO2削減とは?

「省エネ」というと、節電などをイメージされる方が多いでしょう。そして、CO2削減に効果的であることも広く知られています。ですが、実は省エネだけでなく、「節水」もCO2削減につながることをご存じでしょうか?

水を使うと電気を使う=節水は節電につながる

皆さんが普段使用する「水」は、単に川から汲まれたものが供給されているわけではありません。事前に機械を通し清浄化され、その後ポンプなどの機械を利用し人の元まで運ばれます。つまり、水を使うためには機械が必要で、機械を動かすためには電気が必要となるのです。

CO2排出の大きな要因のひとつに「火力発電」があります。これは化石燃料の燃焼には大量のCO2排出が伴うためです。電力を大量に使うということは、その分発電量を増やさなくてはなりません。そのため、節水を行うことは電力消費を抑えることにもなり、間接的にCO2削減につながるのです。

エコバルブでCO2削減

以下では節水対策器具「エコバルブ」を導入したことにより、節水とCO2の削減を実現された事業者様の事例をご紹介いたします。規模により効果はさまざまですが、ぜひ参考としてご覧ください。

【事例1】S運輸会社様
導入施設 効果検証対象
東北支社、関東支社、中京支社、北陸支社、関西支社、中国支社、四国支社、九州支社、その他関連会社 全224施設 関東支社 全81施設(店舗、寮など)
導入効果
節水率:16% CO2削減率:19.8t(※1) スギの木約1,400本分の CO2吸収量に相当(※2)水道使用量(検証期間1年) 平成14年340,000 平成15年 節水量55,000m3
【事例2】Y総合病院様
導入施設 効果検証対象
病棟、老人保健施設、リハビリテーション
センター等
全導入施設
導入効果
節水率:19% CO2削減率:7.9t(※1) スギの木約560本分の CO2吸収量に相当(※2) 水道使用量(検証期間1年)水道使用量(検証期間1年) 平成15年10月~平成16年9月 115,000 平成16年10月~平成17年9月 93,000 節水量22,000m3
【事例3】H県H市
導入施設 効果検証対象
H市立M小学校(給食場含む)
※規模:生徒数約550人
全導入施設
導入効果
節水率:25% CO2削減率:0.8t(※1) スギの木約60本分の CO2吸収量に相当(※2)水道使用量(検証期間1年) 平成16年度 9,498 7,052 節水量2,446m3

※1 水道水1tあたりのCO2発生量=0.36kg
※2 スギの木1本が1年で吸収できるCO2の量=約13.9kg
【参考:1人の人間が1年間に吐き出すCO2の量=約320kg=スギの木約23本分】

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